ECサイトにおける”レビュー機能”とは、「商品を買ったユーザが、商品レビューを書けて、さまざまなレビューを商品ページで見れる機能」であります。
端的に言うとそうなのですが、しかしこの機能、深堀りすると奥が深いのであります。
レビューを書くタイミング
レビューはいつ書いてもらえるか?それは、最短では「購入したものが届き、手に取って使用してみた直後」から、「使用を何度かしてみた後」など、商品のタイプによっても違う。映画や音楽コンテンツであれば、初回の鑑賞後にレビューを書くのが普通だ。当然、サイト側も、ユーザの「初回の鑑賞後」になるタイミングで、リマインドメールを送って、熱い気持ちを投稿してほしい。作品がクソゆえの怒りの感情でも、史上まれに見る神作品ゆえの賛美の感情でも、商品ページがまるでひとつのスレッドの活性づいた掲示板ページのようになることは、よくも悪くもアクセスが伸びる。
さて、なのでこの場合は「購入日(お届け日)の翌日に」「リマンインドメール」で、システムで自動配信されると、とても効率的だ。
レビューを書かせる動機づけ
コンテンツが面白すぎた、商品があまりにもよすぎたので、無償でもレビューを投稿したい、とか、クソすぎて怒りをぶつける場としてレビューを、、とレビューを書く動機はいろいろあるが、ストアから「レビュー投稿者にもれなくクーポンメールを送る」はよく使われる。ただし、運用者が手動でレビューを日々集計して、日々対象者にクーポンメールを送る、ということもできるが、このルーティンワークが増えるだけで、運用工数はかなり増える。ここがシステムで自動化されていれば言うことなし。
さらにSNSに拡散!
「写真や動画つきのレビューが投稿できて、その内容がSNSにも自動プッシュされる」などできれば、ここでユーザがバズフィードを仕掛けてくれるきっかけを作れる。
こうしてECサイトが、より情報掲示板サイトのようになっていく。
さて、今回ここまで書いた機能を持ったアプリのうち、使い勝手がよいと思ったものを上げる。
Judge.me
プラン | 無料プラン | $15 / 月 |
機能 | テキスト、写真、動画による商品レビューが可能 | 左記に加え、 ・レビューのリマインドメールを自動で送れる ・レビューしてくれたユーザに対してクーポンメールを送れる ・レビューに写真や動画を付けなかったユーザに対してリマインドメールを送れる ・SMSでレビューリクエストを送れる ・レビュー時にユーザはFacebook, Instagram, TwitterのSNSへの自動プッシュができる ・Google Shoppingの商品レビューになる |
その他特徴
- ユーザはレビュー投稿時に任意の名前を入力できる
- メールアドレスは入力する必要があるが公開されない(入力画面でも「非公開」と明記されている)
以下、商品ページ内に設置できるウィジェットの表示例(デフォルト表示。これをカスタマイズしてデザインをサイトのトンマナに合わせることが可能)
↓ レビュー送信後
管理画面のUI
↓ さきほどの投稿があった後、まず管理画面でレビュー内容を確認できる
↓ 公開(Publish)ボタンを押した。サイトの商品ページのレビューウィジェット部分でも投稿が掲載される。
新たにウィジェットを作成できるウィザード画面
翻訳)
Judge.meへようこそ!
レビューウィジェットを追加する ホームページ、商品ページ、コレクションページにウィジェットを追加しカスタマイズすることで、商品のレビューや平均評価を表示することができます。 | ウィジェットのカスタマイズ ウィジェットの配置、星の色の変更、レビューの写真や動画の追加、その他テキストやデザインを現在のテーマに合わせてカスタマイズすることができます。レビューを自動的に公開するタイミングを選択できます。 |
レビューのインポート Shopify、Yotpo、Stampedなどの他のアプリ、AliExpressなどのECプラットフォーム、または顧客から直接(CSVファイル経由で)レビューをインポートして、レビュー履歴をすばやく転送できます。 | その他できること 上級者になろう ウィジェットや機能をチェックして、Judge.meがどのようにユーザーのエンゲージメントと売上を向上させることができるかを発見してください。 |
このほかに、FacebookやInstagram、Twitterに、レビュー投稿がどうプッシュされるか、などを設定する画面がありますが、それはまた別途紹介したいと思います!