reloadコマンドとは?
ECのCMS上で商品ページのが LPのように一枚一枚が作り込まれているとき、大量の画像をアップロードしたり、このページのみに使われるようなスタイルをあてた、読み物コンテンツのページを効率的に作る手順では、ブラウザでのプレビューを頻繁に行いながらコーディングするので、ブラウザのリロードを手動で行う処理が自動化できるとしたら、かなり効率が上がる。
かつてAdobe dreamweaverでコーディングしていた経験のある方ならイメージがつきやすいかと思うが、あの開発環境を、ツールを使わずコマンド操作のみで構築できる。
それがreloadコマンドだ。
コマンドの導入については以前紹介した以下の記事を参考に。
wordpress”local” × reloadコマンド
WordPressを手がけてきたWebコーダーの方は、ローカル上にapacheやmyPHPadminの環境構築をし、ローカル上でサクサクサイトを作ったら本番環境にアップ、というフローに慣れているかと思う。
または、ここ数年ではlocalのようなツールをすれば、データベースやPHPの動作環境など知らなくても、もっと簡単にローカル環境を構築できるようになった。
wordprepss上のサイトをローカルで構築する際は、localとreloadコマンドの合わせ技だと速い。
ローカル環境を作れないECのCMSで一部ページをローカル開発するには
最近のEC系CMSであるSTORES、カラーミー、BASE、futureshopでは、ローカル開発ができない。
クライアント側でレンタルサーバーを借りて、そこにCMSのパッケージをインストール、という仕組みですらなく、サーバーはShopifyのサーバーを利用するし、データベースもそこに格納されている。
オンラインのブラウザ上でコーディング反映をいちいちリロードしながらチェックすることになる。
そこで、一部ページをローカルで静的htmlコーディングすることにしてみた結果、だいぶ楽に固定ページが作成できるようになった。
注意点はこの一点!
サイト内で全ページに共通で使われているstyle.cssなどのクラスに干渉しないようにすること。クラス干渉しなくても、style.cssではbodyタグやhタグ、pタグ、aタグ、tableタグなどにスタイルがかかっているので、作成するページ内では別途スタイルを指定していなければ、CMSに組み込んだ時に意図しない崩れが発生します。