総額表記の義務化とは?
2021年3月の時点では、お店によって値札の「税抜価格」と「税込価格」が混在してるが、4月からはすべての商品やサービスの価格について、税込の価格を表示する「総額表示」に統一される。
「総額表示」とは、店頭の値札や広告などに価格を表示する場合に、消費税の金額を含めた支払うべきすべての価格を表示することをいいます。
例えば同じ商品でも
Aストア・・・「110円+税」
Bストア・・・「118円(税抜108円)」
というように表示されているのが、これまでだった。
税抜価格表示では、レジで金額が確定するまでいくら支払えばよいのかが分かりにくいが、お店によって税抜・税込の表記が違う現在の環境では、同じ商品の価格を比べるときにも手間がかかる。
国税庁 「総額表示」の義務付け について
Shopifyでの総額表記への変更のポイントは二つ!
- 総額表示への切り替え自体は、「税の計算」の「商品を税込価格で表示する」をチェック。
- 登録した商品の価格は税抜き価格のままになっているため、税込み価格にアップデートする必要がある。
Shopifyで行う処理は、公式でもアナウンスされているので、そちらを読めば明快なのだが、改めて。。
上記ページでは、アプリを使用して商品の価格を一斉変換する方法が紹介されているが、アプリを使用しなくても全く問題ない。
上記2の処理のところだが、アプリを使用せずとも商品情報のcsvダウンロード→エクセルなどで、価格を1.1倍に一斉更新してcsv形式で保存して、それを再度、商品登録csvアップロードすれば、税込価格で販売され、以下のような表記となる。
「合計」の下に「¥300の税金を含む」と表記される。
商品詳細ページでは、以下のよう表示されるが、product-template.liquidを編集すれば、
「¥3,300」を「¥3,300(税込)」というようにすることも可能だ。
今回、Shopify、EC-CUBE、Wordpressで、総額表記の変更の工事を何サイトも行なってきたので、もう手慣れたものだ。
また、この総額表記変更の工事を行うにあたり、Shopifyのサイトをメンテナンス表示にする必要も発生すると思われる。
メンテナンスの方法についても、別の記事で紹介しております!
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