Shopifyで配送日時(お届け日時)を可能にできるアプリなら、
配送日時指定 .ampで問題ないです。
こちらは国産のアプリで安心です!
このアプリの詳細と、注意点について解説します。
以下が管理画面です。
上から、解説します。
配送業者を指定すると各業者指定の配送時間が表示されます。配送時間は各業者により異なります。
のいずれかを選択でき、業者ごとに違う配送時間を自動で選択できるようにしてくれます。
最短・最長の配送希望日の設定ができます。
置き配オプションの設定ができます。
置き配オプションを有効にできます。
「※お客様から置き配の指定があった場合、配送業者にその旨をご伝達ください。詳しくは配送業者にご確認ください。」とのことで、
出荷時にアナログな処理が発生しそうです。また、Amazonのように、万が一商品が盗難にあった際に補償ができるような体制がないと厳しいかもしれません。
発送手続きなどができない長期休暇期間を設定できます。
長期休暇期間中に注文があった場合、休暇終了日の翌日に注文が入ったと仮定して「最短で指定可能な配送可能日」と「最長で指定可能な配送可能日」が計算されます。
「注文管理」の中の、各注文詳細画面にて、右側のフィールド「メモ」の下側に、このように情報が記載されます。
注文情報のcsvエクスポートをした際も、「Note」の右隣にきちんと情報が確認できます。
「カート」のページ内で以下のように選択するためのプルダウンが現れます。
カートページにコードを追加する必要があります。
といっても、アプリをインストールしたあとに
{% render 'cart-attributes' %}
というコードを好きな位置に貼り付ければよいだけです。
内部的には、アプリインストール時にcart-attributes.liquidというsnipetファイルが作成されているので、それを{% render %}で呼び出しているだけです。
お客さま側で、「指定する」にチェックを入れ、日にちのプルダウンを押すと、このようにカレンダーが現れます。
設定した最短お届け日から、最長のお届け日まで選択が可能です。
その下のプルダウンでは、「配送時間帯」の選択ができます。設定した配送業者によって選択できる時間帯が変わります。
さて、ここまでの情報で、なんて便利なアプリなんだ、と思われますが、ここから注意点です。
これはこのアプリに限った話ではないのですが、Shopifyの弱点ともいえる、チェックアウトページのコーディングができないために起こることです。
Shopifyでは、月額20万円ほどのShopify Plusプランでなければ、チェックアウトページのコーディングができませんので、
カート画面のあとのこの画面で、さきほどの配送日時指定の情報が出せません。
「備考欄」に記載した情報も然りですが、お客様はここで、「私の入力した内容はきちんと反映されているのか?」を不安に思う方もいるかもです。
また、Shopify制作代行をしていても、クライアント様から、この画面内にお客様の入力した情報が最終確認で表示されないのか、というご意見もいただきます。
チェックアウトが完了すれば、お客様に自動で送信される注文確認メール内に、備考欄(さきほどのcsvでいうところのNotesの情報)や、配送日時指定の情報は出力できるので、システム的に不可であることを事前に了解いただく必要がありそうです。
とはいえ、配送指定の設定ができることは、お客様からして大変便利です。
僕もAmazonで配送指定ができたり置き配ができることで、Amazon&ヤマト運輸様には大変感謝しています。それが自前のECサイトでも可能となれば、ありがたいでしょう。
以上、配送日時指定アプリについての解説でした。