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【Shopify】Liquidでランダムに何かのデータを取り出したい!でもliquidにはランダム関数がない!どうする?

liquidにはランダム関数がない

ちょっとびっくりしたんですが、ないらしいです。ランダムフィルターみたいなものもない。

では、巷ではどのようにliquidでランダムを実現しているのか??

方法1. Github上のLiquidのみで配列をシャッフルするコードを使用する

勇敢な戦士が、liquidの”配列”の並び順をランダムで変更してくれるsnippetを公開してくれております。

使用方法は、

以下のコードを”random.liquid”というファイル名でsnippetフォルダに作成し、

このように使用したいsection内などで、関数を使うかの如くこう書く。

 {%- include 'random' with 'a,b,c,d,e' -%}

表示結果↓

a,c,b,e,d

ページをリロードするたびに並び順がランダムで変わる!

方法2. Liquidのdateフィルターで”秒”を取得して使う!

実は上記のGithubのコードでもいえるが、疑似的に乱数を発生させて利用することができる。

例えば、以下のようなコード。

{%- assign min = 0 -%}
{%- assign max = 9 -%}
{%- assign diff = max | minus: min -%}
{%- assign random_number = "now" | date: "%N" | modulo: diff | plus: min -%}

{{ random_number }}

なかなかシンプルにいかないLiquid。。

別のページでも書きましたが、liquidは四則演算もフィルターという「出力形式」を利用して行うので、

プログラミング言語としてなかなかクセがあります。。

余談ですが、単純に配列の変数を宣言するだけでも以下のようなコード。

<!--▼配列を宣言-->
{% assign parts_tags = "t-shirts, tanktop, long-t-shirts, jacket, shorts, pants, socks, mask, pack, tops, bottoms, accessary" | split: ", " %}
<!--▲配列を宣言-->

<h2>before</h2>
<!--▼もとの配列を出力(出力するためにjoinフィルターで一度テキストに整形)-->
{% assign parts_tags_array = parts_tags | join: ', ' %}
{{ parts_tags_array }}

<h2>after</h2>
<!--▼シャッフルした配列をGithubのsnioppetで出力(こちらは出力までやってくれる)-->
{%- include 'random' with parts_tags_array -%}

下手か!w

ナナイロ

ECサイト制作に強いフロントエンドエンジニア。Web関連のお役立ち技術情報を発信しています。 2025年の最新のAI生成コーディングのコースをUdemyに公開いたしました。爆速でコードを書きたい方は必見です!! さらに、今年(2025年)からVoicyのパーソナリティに挑戦し始めました!ラジオでWebエンジニアの生の声をお届けしています。

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ナナイロ